2011年4月20日水曜日

foobar2000 ASIO4all,WASAPI と Kernel Stream

4月4日のブログで、ASIO4allとWASAPIを比べた記事を書きました。

foobar2000には、もう1つ、Kernel Streamというoutputがあります。
聞くところによると、WASAPIと同じような感じのもののようです。
少し気になったので、これも聞いてみることにしました。
すでにcomponentはあったので、切り替えるだけです。

意外と、いいです。
ASIOよりもWASAPIに近い感じはしますが、
こっちのほうが中音域に厚みがあるように思います。
これを常用にしようかな。
ずいぶん前からupdateがないcomponentなので、
「どうかな?」ということで、あまり試していませんでした。

outputの選択肢は3つ。
いずれも標準のwindowsのサウンドを使うより絶対に高音質です。
あとは好みの問題。
非常に乱暴ですが、自分の環境では下記のようになります。

WASAPIは、高音はきれいですが中低音が少し出ないです。
クラシックにいいかも知れません。

ASIOは、中低音はまあまあですが高音が少し物足りません。
ジャズやフュージョン系にいいかも知れません。

KS(Kernel Stream)は、上記2つの中間です。
ポップス系にいいかも知れません。

まあ8cmフルレンジスピーカーですから低音はもともと出ないのです。
なので、あくまで御参考程度に。

2 件のコメント:

  1. Google先生からやってきました。
    ASIO等の聴き比べの記事はあまり見かけないので
    非常に参考になりました。

    最近FidelizerとSRS Audio Sandboxを使っていたのですが
    SRSはASIO出力やWASAPIに対応していないし、正直エフェクトだけで音質を誤魔化してる感があって悩んでいました。

    KSはこの記事で始めて知ったのですが
    それぞれやはり音質に違いがあるのですね・・・驚きです。

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  2. コメントありがとうございます。
    あくまでも当方の環境での感想ですので、ご参考程度に。

    理由はなかなかつかないのですが、outputの選択で音が変わるというのは確かです。デジタルデータのはずなのに…

    なので、いくつか試してみて自分の好みをみつけるのが面白いと思っています。

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