2011年5月29日日曜日

スピーカーターミナルの変更


スピーカーターミナルと内部ケーブルを交換してみました。
上の写真は交換前のもの。
オリジナルは安価なコンポのようにケーブルをはさむだけの簡単なものでした。
これをバナナプラグ対応のターミナルに変更します。
そうすればスピーカーの交換が楽になりますし、もしかしたら音も良くなる…
と考えてのことでした。

写真右下に写っている円形の板に2つ穴のあいた板が必要でしたので作成。
板を円に切るというのは難しいですね。
紙やすりで調整して、なんとか使える程度に整形しました。

そして交換した後が下の写真です。


写真を撮り忘れましたが内部ケーブルも250円/mぐらいのものに交換してます。
これでアンプ~スピーカーのケーブルを共通化することができました。

音のほうですが……あまり劇的な変化はありませんでした。
内部ケーブルは、あまりこだわらなくてもいいのかな?
少なくとも悪くはなっていない様子ですので、正解としておきます。

やはり新しいスピーカーは音が立っているなあと感じました。
しかし、実は最初から気になってはいたのですが、中音域が強い感じがあります。
このスピーカーユニット(FE-83en)のクセかも知れません。
エージングしていくと改善されていくのか?

2011年5月22日日曜日

Fidelizer - version 1.6 になりました

Fidelizerが、1.5→1.6にバージョンアップしました。

どんどんバージョンが上がりますね。
少しでも改良があれば公開していくポリシーなんでしょうが、
あまりに頻繁にバージョンアップがあると、
「なにか不安定なんじゃないか?」という心配もしてしまいます。
なので今のところ当方は1.5を使っております。

アナウンスによると変更点は4つ

・WindowsXPにおいて、タスク実行優先度をいじるブースターを追加
・AudioPhileレベルにおける最適化の改善
・実行するためにアドミニストレータの権限を要求するレベルの変更
・自動実行機能の削除

自分なりに解釈した英語ですので間違いは御容赦。
しかし、こうしてみると結構いろいろな「最適化」をしている様子。
やはり気をつけて使わないといけないですね。


2011年5月19日木曜日

やっぱり、Exact Audio Copy

持っている音楽CDの多くをPCに取り込んで再生して楽しんでいますが、
CDを読んだときに得られる情報量の豊富さにつられて、
iTunesをメインに使ってリッピングしています。
かなりマイナーなCDでも、ちゃんと曲名が検索できるのは凄いことです。

可逆変換できるエンコードじゃなくては、せっかくのCDがもったいない。
ということで、AppleLosslessでやっております。
ただし再生はiTunesではヘボいので、foobar2000を使っています。
これならAppleLosslessも再生できますし、
ASIOやWASAPIにも対応していますし、
特に不満は感じていませんでした。

主なCDはだいたいリッピングして、ライブラリが固定してきたので、
ためしにWAVで気に入ったやつをリップしてみることにしました。
その場合、やはり評価の高いExactAudioCopyがいいのかな、
と思い、使ってみました。

驚きました。

1ランク、音質が上がったのです。
デジタルデータなのにどうして?
というのが、PCオーディオの不思議なのですが、確かに違う。

ためしに、iTunesでWAVでリップしてみましたが、
あまり感動は得られませんでした。どうしてなんだろう?
PCオーディオの不思議です。

弦楽四重奏、ヘビーメタル、フュージョン、オーケストラ、JPOP…
いろんなジャンルで試しましたが、EACは素晴らしいです。
しかし、全てのCDを再度リップするのは気が遠くなるので、
本当によく聴くものをいくつか選んでやってみようと思います。

撥音がちがうんですよ。本当に不思議なんですが。


2011年5月15日日曜日

外付USB電源フィルタ -その後


外付USB電源フィルタを作ってみたものの、大きすぎてPC背面に挿せない…
という事態になったため、仕方なくPC正面のUSBにつないでいました。
やはり邪魔です。
なんとかしたいと考えておりました。

「MJ無線と実験」2011年6月号には『USB電源フィルタ』改良版が。
これを作ろうかという気持ちに傾いていましたが、
OSコンを調達に秋葉原まで行く元気は無いし、
電源フィルタだからOSコンじゃなくてもいいんじゃないかという気もするし、
と色々と逡巡しておりました。

そんな昨日。
机を整理していたら2ポートのUSB拡張を発見。
これは使える!
ということで写真のような形につないでみました。
フィルタはPCに近いほうがいいんだろうと思って、そのようにした次第。

さて、音は
PC正面のUSBと変わらない感じですね。
少し良くなるような期待もあったのですが仕方ない。
それよりも邪魔じゃなくなったのが非常に大きいです。
これで家人に邪魔者扱いされなくて済みそうです。

そして不思議な事に、
この電源フィルタは「リムーバルディスク」として認識されるようになりました。
なんで正面につないだときと認識が変わるんだろう?
まあ、動作に支障は無さそうなのでOKということで。

2011年5月10日火曜日

Fidelizer v1.5 の感想

やはり、Professional<Audiophile<Extremistの順で高いレベルの最適化ですね。
今回の変更で、v1.4では State-of-art のレベルで実施していた最適化内容を、
Audiophileに統合したということが記載されていました。

なので、「v1.4におけるState-of-art」≒「v1.5におけるAudiophile」になりますね。

以前のブログでv1.4のProfessonalは「効きすぎて疲れをおぼえる」としましたが…
これは完全に間違いでした。
効いていたでのはなく、疲れをおぼえるような、癖のある音になっていた模様です。
訂正します。v1.4は下記の順番で高いレベルの最適化です。
Professional<Audiophile<State-of-art

さて、まだv1.5のExtremistは試していませんが、
Audiophileの設定で快適に音楽を楽しむことができています。
このブログは音楽再生しながら書いていますが、PCの性能に関しては、
少なくとも体感的には落ちたようには思いません。
ちなみに、AMDの Athlon64x2 +3800という古いCPUです。

2011年5月8日日曜日

外付USBの電源フィルタを自作する


「MJ無線と実験」2011年5月号に載っていた『USB電源フィルタ』
うちのUSB-DACはUSBから電源を供給するタイプです。
なので、これは効くのではないか?と考えた次第。

しかしオリジナル記事のように、PC~USB-DAC間にフィルタを工作するのは、
私にはハードルが高いように思われました。
そこで妥協案として、隣のUSB端子に外付けのフィルタをつけてみようかと。

なかなか工作のしやすいUSBソケットがなかったのですが、ついに見つけました。
上の写真、左がダイソーで買ったSDカードリーダー/ライターです。
これは簡単に分解ができます。
写真右が、その中身をベースに作った外付USB電源フィルターです。

電源とGND間に、100マイクロと1000ピコのコンデンサを接続。
この値は記事を真似したものです。
できれば高性能のOSコンを使いたいのですが…
近くのパーツ屋では普通のアルミ電解しかなかったので、それを使用。


これが接写したものになります。
このままだとショートの危険が大きいので、ホットボンドで固めました。
ところが
なんと電解コンデンサの背が高すぎて、PC背面のUSBに挿すことができないw
これは失敗です。
また部品調達して作り直さねばなりません。
くやしいので、PC前面のUSBに挿して使ってみました。


音質に変化は……ありますね。
音が良い意味で明瞭になったように感じます。
第一印象ですので、もちょい使い込んでみないとわかりませんが、でも
『作ってよかった』
と思わせてくれました。

さて、問題はどのように設計変更すればいいか…うーむ。
ケーブルで引っ張り出したくはないんですよね。
基本路線はこのままいきたいところです。

2011年5月7日土曜日

Fidelizer - version 1.5 になりました

Fidelizerが、1.4→1.5にバージョンアップしました。
今回も最適化レベルは3つなのですが、名前も内容も変わっているようです。

Professional
前回の当方の記事には勘違いがあったのでしょうか?
このレベルが最も「軽い最適化レベル」だという記載がありました。
PCの性能に最も影響が少ない、ということです。
実際に聴いて確認していないので、追って感想を書こうと思います。

Audiophile
Professionalよりも「高い最適化レベル」です。
PCのシステムおよびネットワーク性能に影響が出ますが、
より音質は向上する、という記載です、

Extremist
これはv1.4には無かった名前の最適化レベルです。
本当かどうか怖くて試していないのですが……
「オーディオ再生に関係しないサービスは止めてしまう」ということです。
なので「リスクがないとは言えない」と記載があります。
やはり怖いなw


そしてこのような記載も…

「普通はProfessionalレベルで使うのがいいでしょう。
でも最近のPCならば、Audiophileでも大丈夫でしょう。
ちなみに作者は、AMD Phenom X2 550 BEで、Audilphileで使っています」

Extremistレベルを試用する勇者のレポートに期待したいと思います。

2011年5月5日木曜日

意外なもので音質改善

マンション居室内のLANスイッチ(ハブ)が壊れました。

急にネットワークが利用できなくなり、
回復する気配が見られなかったので、
いろいろ調べて3時間経過。
結局は機械の故障……もちょい早く気がついてもよかったな。

ぎりぎり量販店の営業時間内でしたので、
急いで調達して交換。
そして復旧しました。
よかったよかった。

そして
なんとなくかも知れませんが、
foobarでの再生音質が良くなったような気がします。

おそらく、ですが
ずいぶん前からハブの調子は良くなかったのだと思います。
そしてLAN上での再送など余計な処理が発生していたのではないか?
そして交換したことでその負荷が減って、
そして音が改善された、ということではないかな、と。

本当は音楽再生専用のPCを準備するのが理想なんでしょうね。
LANにも接続せず、
ウイルスチェッカーも動かさず、
できればWindowsじゃなくLinuxなどの軽いOSで。

と思ったら、voyageMPDというものが世の中にはあるようです。
でも、そのためにパソコンを組み立てると怒られそうだしなあw


2011年5月1日日曜日

Fidelizer はお勧めです!


先日ご紹介した、PCのオーディオの環境最適化ツールFidelizer。
試しにと思って使い始めたのですが、いまや必須ツールになりました。
これは効きます。お勧めです。(薬の宣伝みたいですがw)

現在ダウンロードできるのは、ヴァージョン1.4です。
インストールなど導入方法はgoogleで検索していただくことにして…
起動すると上図のような画面が出てきます。

最適化レベルは3段階あります。
私は2段階目の「Audiophile」を設定しています。
「State-of-art」だと効いているかどうか微妙な感じです。
「Professional」だと逆に効きすぎて疲れをおぼえる音になります。
あくまでも主観です。
使用しているパソコンやオーディオ機器の環境でも違ってくるでしょう。
選択肢は3つしかないので、好みで選択するといいと思います。

その下の2つのチェックボックスは、どちらもOffにしました。
上は、パソコン起動時に自動起動するかどうか。
下は、Fidelizer提供のページをブラウザのHomeにするかどうか。
このツールはWindowsのプロパティレベルでいじるらしいので、
ちょっとこわいと思い、自動起動はしないようにしています。

使い方ですが、
まず、このFidelizerを起動して上図の設定をしてから、
下の「Fidelize」のボタンを押します。
すると「最適化」が始まって、10秒弱ぐらいで完了します。
あとは普段どおりにfoobar2000で音楽再生するだけです。

どのくらい効くか? を文字にするのは難しいのですが…
古いCD→リマスター版CDぐらいの差はあるかも知れません。