2011年5月8日日曜日

外付USBの電源フィルタを自作する


「MJ無線と実験」2011年5月号に載っていた『USB電源フィルタ』
うちのUSB-DACはUSBから電源を供給するタイプです。
なので、これは効くのではないか?と考えた次第。

しかしオリジナル記事のように、PC~USB-DAC間にフィルタを工作するのは、
私にはハードルが高いように思われました。
そこで妥協案として、隣のUSB端子に外付けのフィルタをつけてみようかと。

なかなか工作のしやすいUSBソケットがなかったのですが、ついに見つけました。
上の写真、左がダイソーで買ったSDカードリーダー/ライターです。
これは簡単に分解ができます。
写真右が、その中身をベースに作った外付USB電源フィルターです。

電源とGND間に、100マイクロと1000ピコのコンデンサを接続。
この値は記事を真似したものです。
できれば高性能のOSコンを使いたいのですが…
近くのパーツ屋では普通のアルミ電解しかなかったので、それを使用。


これが接写したものになります。
このままだとショートの危険が大きいので、ホットボンドで固めました。
ところが
なんと電解コンデンサの背が高すぎて、PC背面のUSBに挿すことができないw
これは失敗です。
また部品調達して作り直さねばなりません。
くやしいので、PC前面のUSBに挿して使ってみました。


音質に変化は……ありますね。
音が良い意味で明瞭になったように感じます。
第一印象ですので、もちょい使い込んでみないとわかりませんが、でも
『作ってよかった』
と思わせてくれました。

さて、問題はどのように設計変更すればいいか…うーむ。
ケーブルで引っ張り出したくはないんですよね。
基本路線はこのままいきたいところです。

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