あれから「吸音材を使ってみよう」ということを思い立ち、実験しました。
以前使っていたメラミンスポンジを5mm程度に切った物を見つけたので、それを使用。
まずはスピーカーを外して、空気室にいれます。
いろんな人が、ここに吸音材を入れているのを知り、マネをした次第。
ところが、まったくの逆効果。
周波数測定する気持ちにもならないくすんだ音になってしまいました。
吸音室は中高音の気になる場合に入れる箇所なのかも知れません。
そこで次にダクトの中に貼り付けてみました。
中と言っても正面のダクト穴から手が届く程度の場所。
これは……改善した気がします。
ボーカルが生き生きとしてきた感じです。
気のせいなのかどうか、昨晩と同様の方法で周波数測定を実行。
その結果が下になります。
上図は改善前(昨日のデータ)で、下図が改善後です。
スペクトラム波形は「形」をみないといけないですね。
レベルが同じならいいのですが、毎回そこまで調整できないので…
さて、この2つを眺めてみた結果ですが、
改善後(下図)のほうが、2kHz以上の落ち込みが少ないことがわかります。
2kHz以下が吸音材で減衰したということなのかも知れません。
400~500Hzの落ち込みは相変わらずなので、これはこのスピーカーの個性かな。
いずれにしても、かなり聴きやすくなった気がします。
吸音材=悪、と思い込んでいましたが使いようですね。
「失敗作」を一時撤回して、もうしばらくこいつと付き合ってみたいと思います。
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