2011年10月26日水曜日

自作スピーカー2号機の問題点

バックロードホーンでつくった2号機の問題点。
音がこもって聞こえる。
エージングで改善されるのかと思っていたら案外に改善されず、
自作1号機のほうがのびのびと音楽が楽しめます。

小音量だから、というのもあると思います。

でも、それだけなのかな?
と思って、測定した周波数特性を眺めたり、
音楽を流しながら波形を眺めたり、
それを2つのスピーカーで比較してみました。

気がついたことが2つ。

(1)2号機の200Hzの落ち込みが大きい。
特にこの帯域は男性ボーカルに悪影響が出ている感じ。
計算してみると、クロスオーバー周波数は200Hzぐらいのところにあります。

(2)2号機は2kHz~4kHzの落ち込みが大きい。
倍音が出ないような、響かないような、デッドな感じはここからきているのかも。


一言でクセが大きいということでしょうか。
確かに管弦楽の低音パートなどは「いいな」と思うところがあります。

10×S0(cm2)/V0(liter)=ドライバとホーンのクロスオーバー周波数(Hz)


この式を信用するなら、もう少しクロスオーバーを下げるといいかも?
スロートをも少し狭くしてやればいいのかな?
それとも空気室を広げる?
ボーカルにクロスオーバーかぶるのは仕方ないとしても、
もうちょっと落ち込みを小さくしたいところです。

実験できるだろうか……スロートになんか詰めてみるか?


0 件のコメント:

コメントを投稿