バックロードホーンでつくった2号機の問題点。
音がこもって聞こえる。
エージングで改善されるのかと思っていたら案外に改善されず、
自作1号機のほうがのびのびと音楽が楽しめます。
小音量だから、というのもあると思います。
でも、それだけなのかな?
と思って、測定した周波数特性を眺めたり、
音楽を流しながら波形を眺めたり、
それを2つのスピーカーで比較してみました。
気がついたことが2つ。
(1)2号機の200Hzの落ち込みが大きい。
特にこの帯域は男性ボーカルに悪影響が出ている感じ。
計算してみると、クロスオーバー周波数は200Hzぐらいのところにあります。
(2)2号機は2kHz~4kHzの落ち込みが大きい。
倍音が出ないような、響かないような、デッドな感じはここからきているのかも。
一言でクセが大きいということでしょうか。
確かに管弦楽の低音パートなどは「いいな」と思うところがあります。
10×S0(cm2)/V0(liter)=ドライバとホーンのクロスオーバー周波数(Hz)
この式を信用するなら、もう少しクロスオーバーを下げるといいかも?
スロートをも少し狭くしてやればいいのかな?
それとも空気室を広げる?
ボーカルにクロスオーバーかぶるのは仕方ないとしても、
もうちょっと落ち込みを小さくしたいところです。
実験できるだろうか……スロートになんか詰めてみるか?
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