2012年3月4日日曜日

デジタルアンプ SA-36A レビュー

レビュー、というよりも使用上の注意点みたいなものになるのですが…

1.ToppingのTP10mark4と比較しての感想
この2つは個性の違う音の出るアンプと言えそうです。
TP10は全体に音が前に出てくる感じ。その代わり少し非力な印象です。
SA-36Aは音がなかなか前に出てきてくれない感じ。その代わり音に力のある印象です。
特に古い録音のFusion系の音楽を聴くと、TP10の方が良いと感じます。
新しい録音のボーカルを聴くと、SA36Aの方が良いと感じます。

2.SA-36Aはエージングに時間がかかる
最初に、このアンプで音を聴いたときの印象は、「くぐもった音」でした。
本格的に使って3日でだいぶ良くなってきたような、
もしかしたら慣れてきてしまったような、
そんな感じになってきましたが、TP10に交換して聞き比べると、
やはり、「音が前に出てきてくれない」印象が残っています。
もっと時間をかけると変わってくるかも知れません。

3.ACアダプタは12V3Aでは不足
TP10に付属してきた3A品を使って音出しをしていたのですが、
「くぐもった音」がなかなか解消できませんでした。
SA36Aの梱包箱に入っていた紙には、「ACアダプタは4A程度のものを推奨」とありました。
昨日、ハードオフで4Aのものを買ってきたところ大分よくなりました。
「くぐもった音」→「音が前に出てこない」に改善されました。
そして昨日よりも今日の方が改善が進んだ気がしています。


書きながら思ったのですが、3が必須なのかな。
TP10が15W+15W、SA36Aは20W+20Wなので、
12Vx3Aだと微妙に供給電源に余裕が無い模様です。

ACプラグの形状も、2.5mmという特殊なものなので、
SA36A購入時にはACアダプタも同時発注したほうが面倒がなくていいかも知れません。

もうちょっと使ってみて、「音がもう少し前に出てくる」ともっといいのですが。
現時点ではTP10と比較して、どっちが良いとは言えないです。



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